冬家電研究
暖房についてのWebサイト「冬家電研究」のオイルヒーター
陽だまりのような暖かさ
オイルヒーターは空気を汚さずに、じんわりと部屋を暖める暖房器具です。オイルヒーターはパネル内部にある密閉容器内の難粘性のオイルを熱して循環させ、ラジエーターフィンから放熱し、その対流と輻射熱によって室温を上げます。家屋内の気密性の高い、ヨーロッパの家屋を想定して作られているため、日本家屋等では暖まりにくく感じることが多いようです。マンションなどの気密性の高い建物内の、比較的狭い部屋であれば、室温を十分にあげることが可能です。オイルヒーターの便利な点はとにかく安全であることです。燃焼を伴わず、本体自体も高温にはならないため、子どもや高齢者がいる家庭でも使いやすく、安心です。空気をきれいに保てるので、赤ちゃんなども安心して寝かせることができます。一酸化炭素中毒などの心配がない為、就寝時などにも利用できます。本体の稼働音もほとんどなく、静かな環境で過ごすことができます。ただし、ランニングコストが高く、エアコンなどに比べると電気代が高いうえに、暖まりが遅いという難点もあります。消費電力を抑える構造のものもありますが、それでもエアコンなどの他の器具に比べるとやや高めです。本体自体に重量があるので、収納する際などには注意が必要です。ラジエーター内にオイルが大量に含まれているため、自治体によっては廃棄が困難(粗大ごみとして取ってくれない)な場合があります。しかし、それでも安全性とクリーンな面に惹かれて最近では普及が進んでいます。特に赤ちゃんのいる家庭では、子どもが誤って触ってもやけどをしないので重宝されています。寒冷地や冷え込みの厳しい日はオイルヒーターだけでは少し寒く感じますが、初冬や春先などには非常に使い勝手がよいようです。また、一人暮らしでの利用も増えていて、安全で陽だまりのような優しい暖かさが受けているようです。他の暖房機器との併用や使い分けでかしこく使えば、非常に便利であるともいえます。
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